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ティファニーで優勝を(WBCが盛り上がっています)

WBC優勝トロフィーはTiffany

WBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)が盛り上がっています。史上最強と言われるサムライジャパンの激闘に元気をもらっている方も多いと思います。

さて、WBCの優勝トロフィーはTiffanyが作成しているとご存じでしょうか。

WBCの優勝トロフィーは、Tiffanyの職人が200時間かけて製作した純銀製で、高さ約63.5cm、重さ13.6kgのものの様です。世界のベースボールの祭典らしく、トロフィーの真ん中にはボールがあしらわれており、世界に広がるベースボールをイメージしたデザインとなっています。

あまり多くの方に知られているわけではありませんが、Tiffanyはこういった優勝トロフィーを数多く作成しています。

Tiffanyによれば、NBA(National Basketball Association)ファイナルの優勝チームに贈られる「ラリー・オブライエン・チャンピオンシップ ・トロフィー」、NFL(National Football League)スーパーボウルの優勝チームに贈られる「ヴィンス・ロンバルディ・トロフィー」、PGAツアー・フェデックスカップのシーズン選手権の優勝者に授与される「PGAツアー・フェデックスカップ・トロフィー」、テニスの全米オープンの男子・女子各シングルス優勝者に贈られる「USオープン・トロフィー」等多くの勝者がこのトロフィーを手にしています。

日本では、「Jリーグ YBCルヴァンカップ」の優勝トロフィー、バスケットボールのB Leagueの優勝トロフィーもNBAファイナルを制したチームに贈られる「ラリー・オブライエン・トロフィー」と同じTiffany製です。

大谷選手も、もらってます 

さて、今回のWBCで最も注目されている選手はもちろん大谷選手ですが、2021年にメジャーリーグのコミッショナーから史上16人目の「MLBヒストリック・アチーブメント(歴史的偉業)賞」(コミッショナー特別表彰)を授与されました(日本人ではイチロー選手以来二人目)が、メジャーリーグ公式サイトによれば、このトロフィーは、メジャーリーグ機構がTiffanyに特注したものでした。

過去の受賞者は、カル・リプケンJr. 、マーク・マグワイア、サミー・ソーサ、バリー・ボンズ、ロジャー・クレメンス、ケン・グリフィーJr. 、マリアノ・リベラ、デレク・ジーター等錚々たる面々が受賞をしている賞です。

我々もTiffanyを付けてみたらどうだろう

ティファニーと言えば、女性が身に着けるものという認識が多いでしょうが、スポーツの世界でも貢献をしています。ティファニーのスポーツトロフィー制作の歴史は、1860年に競馬トーナメントで贈られたウッドローン ベース(Woodlawn Vase)から始まりましたので、2023年で163年もの歴史があるのです。

意識高い系メンズは、こんなTiffanyをビジネス場で着けない理由はありません。今は、Snowmanがイメージキャラクターとして新作Tiffanyロック等を宣伝していますが、メンズも結構沢山種類があります。ただ、ブレスレット等はちょっとハードル高めですから、カフスはどうでしょう。

ビジネスカジュアルでも、オーダーシャツ(それほど高くないですよ)をあつらえカフスホールをちゃんと付けて、さりげなくTiffanyのカフスを付けてはどうでしょう。ビジネスで、仕事で小さな成功でも、自分へのトロフィーということでTiffanyを買う。

さて、冒頭の写真は、私の使用しているTiffanyのブルベアとキーのカフスです。これ以外にもビーンズ、オーバル等比較的求めやすい価格で手に入ります。

さあ、Tiffany製トロフィーは、どの国が獲得するのでしょうか。引き続きWBCから目が離せません。

【執筆者紹介】
田中祐一:ファンドマネージャー、アナリスト、財務企画を経験後、信託銀行で大手の顧客のアカウントを担当、その後外資系コンサル会社でクライアントサービス、コンサルティング担当の執行役員マネージングダイレクターを経験。2015年4月にニッセイアセットマネジメント(株)入社、商品ソリューション部門担当常務執行役員。

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