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【アクセス実績公開!】当社公式noteの1年間の運営を振り返って、他社の運営担当者に伝えたいこと。

2022年11月に運営を開始して約1年が経過したニッセイアセットマネジメント公式note。実は本記事で記念すべき100記事目になります。

そこで今回は、1年間を振り返り、成功したこと、失敗したことを包み隠さず皆様にお伝えします。

既に企業公式noteを運営されている方には「より効果的な運営」の一助としていただき、これから始めようとされている方には「私たちにもできるんだ」と思っていただければ幸いです。

実績

早速、ニッセイアセットマネジメントの1年間の実績を公開します。

PV数

昨年11月から、記事執筆時点(12月11日)約13ヶ月間の総PVは、58,908PVでした。※以下のグラフは週単位。

PV数

当社公式noteでは、読者の皆様が少し近寄りがたく感じる「資産運用」「経済」関連の情報を、親近感のある「時事ネタ」「身近なネタ」を交えながら記事にしてお届けしています。

このような取り組みが上手くいった代表的な記事として、5月25日に掲載した以下の記事があります。

コスパがアップ⁉新しい投資目的のススメ3選

こちらの記事は、資産運用や投資が「難しそう」と感じる方により身近に感じてもらおうと、「お金を増やす」という投資目的以外に着目して執筆したところ、掲載直後より多くのアクセスをいただきました。

本記事をきっかけとして、上記グラフにあるとおり、公式note開始半年で最もPVを獲得した週(約2,000PV)となりました。

なお、こちらの記事はnote公式の「今日の注目記事」にも選んでいただきました。ありがとうございます。

フォロワー獲得数

続いてはフォロワーについて。
記事執筆時点で、1,565名の方にフォローいただいております。ありがとうございます。

フォロワー獲得数

 当社公式noteの運営で最も苦しんだのが、この「フォロワー獲得」です。実績の大半が、当社が10月から11月にかけて実施したnoteで実施したコラボテーマ「#朝のルーティーン」によるものですので、今回はコラボテーマ実施前の施策について振り返ってみます。

※コラボテーマのまとめ記事はこちら。
noteで「♯朝のルーティーン」をテーマに投稿コンテストをしたらお腹がすいてきた

■仮説(1):記事をたくさん発信すれば、フォロワーが増える
●結果:発信数とフォロワー数に相関関係は、ほぼない。

今年の7月にほぼ毎営業日となる16記事を発信しましたが、上記のグラフをみていただいておわかりの通り、フォロワー数はほとんど増えていません

また、前述のnote公式「本日の注目記事」に取り上げていただいた際にも、PVは大幅に増加しましたが、フォロワーが8名増えただけでしたので、PV数との相関もなさそうです。

■仮説(2):シリーズ記事(マガジン)を多く発信すれば、フォロワーが増える。
●結果:検証途中。

いくつかのマガジンを作成しておりますが、GA4(Google Analytics4)での分析ではリピーターの数自体が未だに非常に少なく、現時点ではフォロワー獲得に効果があると言えない状態です。ただし、シリーズ記事は短期的には結果が出にくいと思うので、継続的に記事の発信を行っていく予定です。

ちなみに他社の公式noteを拝見していても、コンテストやコラボテーマを実施していない期間では、多くても日次で5~10フォロワー増えるのが一般的のようです。Xなどの他のSNSと比較し、noteでのオーガニック投稿によるフォロワー増加が難しいのは、そのアカウント登録ユーザーがいわゆる「クリエイター層」であり、「本当に気に入ったクリエイターしかフォローしない」傾向にあるからかもしれません。

なお、冒頭の「コラボテーマ」の実施で多くの方にフォローしていただきましたが、終了とともに10~20%程度の方に離脱されてしまっている状況です。これ以上離脱されないように、みなさまに興味を持っていただけるような記事発信を心がけてまいります。

参照元

続いて、参照元(リファラー)です。

リファラー

当社の公式note運営は、「SEOでのPV獲得」と「note経由を中心としたリピーターの獲得」を基本戦略として運営しています。
運営開始当初より、「PVの7割をSEOで獲得」する前提だったので、現状はほぼ想定通りです。

一方で、「リピーターの獲得」にはまだ改善が必要です。
前述のnote内でのフォロワー獲得はもちろんのこと、現状10%弱で推移している「Web経由での再来訪率」も20%程度に引き上げたいと考えております。

そのためには、「当社公式noteの知名度向上」という基本的な活動を徹底するとともに、再度訪れたいと思う「シリーズ化した記事」の発信にも取り組んでいきたいと思います。

運営体制紹介

当社の公式note運営体制のご紹介です。
・兼任担当者2名(専任ゼロ!
・制作会社2名体制
で運営しております。
なお発信している記事については、専門的な記事を中心に約3割を制作会社に依頼しています。

実施した施策

他社との連携

noteの良いところは、他のクリエイターと簡単につながれるところ。「クリエイターへのお問い合わせ」というフォームにメッセージを打ち込むだけで連絡することができます。

当社公式noteでも現在何社かとお話している最中ですが、今後も他社公式noteと連携し、多くの方に役立つコラボ記事を配信していきたいと考えております。
ご関心のある方は、ぜひ 「クリエイターへのお問い合わせ」(https://note.com/nissayasset/message)よりご連絡ください。

X・Instagramなどとの連携

特定のマガジンにおいて、XやInstagramとの連携を実験的に実施しました。
上記「参照元」の円グラフの通り、結果的にはそれほど多くのPVを獲得することはできませんでしたが、内容によっては多くのインプレッション数を獲得できましたので、当社公式note自体の一定の認知度向上には寄与したと思っています。

これは「note」に限った話ではありませんが、企業公式SNSでは発信できるネタの幅に制約があるため、XやInstagramからのコンバージョンは、よほど「ネタとターゲットがマッチ」しない限り、とても難しい印象です。

社内ライター

今年の4月~7月に当社内でライターを募集し、想定以上の反響が集まったことは以下の記事の通りです(こちらの記事も多くの方にシェアいただきました。ありがとうございます!)。

社内ライター募集は、運営は大変ですが、幅広いテーマの記事を読者に提供できるだけでなく、
・社員のセルフブランディングにつながる。ライティングスキルが向上する。
・社内での公式noteの認知が向上し、活用方法が広がる。

といった副次的な効果があることから、企業公式noteを運営されている方には大変おすすめです。

伝えたいこと

今回は、1年間の公式note運営を振り返って、実績や実施した施策を包み隠さずお伝えいたしました。

まだまだ運営としては未熟なところもありますが、施策の振り返り・検証と改善を繰り返し、より多くの読者の方に当社公式noteへアクセスしていただけるよう、引き続き努力してまいります。



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