目的別口座を活用して資産形成することのメリット3選【資産運用会社のFPが語る、資産形成のコツ】
こんにちは。ニッセイアセット公式note編集部です。今回は、「資産形成を始めたいけど、どう始めたらよいかわからない」「資産形成は始めたけど、長続きしない」。そんな方におすすめする、「目的別口座を活用した資産形成メリット」をお伝えします。
目的別口座とは・・・
お客様自身の目的に合わせて設定する資産形成のための専用口座。銀行をはじめとした様々な金融機関でサービスを提供しています。
【メリット1】目標金額をイメージしやすく、達成に向けた資産形成手段を考えやすい
「車を買い替えたい」「国内の旅行にたくさん行きたい」「リタイア後の資金を確保したい」など、資産形成をしたいと思うきっかけは様々ですが、目的別口座を活用し、目的を資産形成のゴールに設定することには多くのメリットがあると考えています。
一つ目のメリットは、「目標金額を明確化」とそれに向けた「手段の具体化」です。
例えば、冒頭の例をより具体化し、「子どもが小学生になったら、国内の旅行にたくさん一緒に行きたい」という目的だった場合、どのように考えれば良いでしょうか?
家族で年2回、5年間行くと仮定し、1人1回あたりの旅行で約5万円(※)必要だと考えた場合、3人家族だとすると、
・3人×5万円×2回/年×5年間 = 約150万円
と計算することができます。
次に、運用期間を考えます。
子どもが産まれて間もないご家庭で、「小学生になったら旅行に行きたい」と考えた場合、仮に運用期間を5年間に設定します。
ここからは、ご自身の性格や資産形成に対する価値観が大いに影響するところですが、例えば、コツコツ安定運用派の方であれば
・初回に30万円を用意し、その後毎月2万円ずつ5年間積み立てる、という資産形成の手段が考えられます。
(30万円+2万円×12ヶ月×5年間 = 150万円)
当然、運用成果によって金額が上下しますが、着実に積み上げたい方は、積み立て型の資産形成がおすすめです。
このように、目的を明確にして資産形成に取り組むことで、「目標金額」「運用期間」「運用手段」のイメージをよりハッキリとつかむことができます。
※旅行・観光消費動向調査2020年年間値(速報)
https://www.mlit.go.jp/common/001386995.pdf
【メリット2】生活資金と分けて管理することで、無駄遣いを防止できる
生活資金口座(給与振込等の指定口座)の中で、目的に向けた資金管理をされている方もいるかもしれません。
多少の金額の増減が気にならない目的の場合はそれでも良いかもしれませんが、目標金額のイメージが明確な場合(例えば、老後の資金として2,000万円を用意したい、など)、目的別口座を活用して、「別管理」することをおすすめします。
生活資金として手を付けてしまう可能性が減り、さらには生活資金口座の残高が強制的に減額される(目的別口座に資金を移動する)ため、普段の生活でも無駄遣いを防止できる可能性が高いと考えます。
【メリット3】資産形成に対するモチベーションが継続しやすい
冒頭の例、「車を買い替えたい」だったとします。
金融機関によっては、目的別口座に自分の好きな「名称」や「画像」を設定できます。
自分の欲しい車の名前を設定したり、車の画像を登録したりすることで、目的別口座の運用成績を定期的に確認しようというモチベーションにつながります。
定期的な運用成績の確認を習慣化することで、経済やマーケット情報に気を留めたり、状況に応じた運用戦略の変更のきっかけになるのではないでしょうか。
目的別口座を活用して、スマートな資産形成を
ぜひ、ご自身の使いやすい「目的別口座」を提供している金融機関を探してみてください。
執筆者紹介
山田智久:大手証券会社入社後、ネット銀行立ち上げを経て、大手小売業にて複数の大型DXプロジェクトに従事。2022年よりニッセイアセットマネジメントにて資産運用に関するDX業務を担当。CFP🄬認定者。
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